柿とみかんが美味しい季節ですね、という記事ではありません(笑)。
今日の主役はバスケット!
わが家のフルーツバスケットは私の手作り、ナンタケットバスケットです。
ナンタケットバスケットとは?
アメリカ東海岸・ボストンの南、ケープコッドから30マイルの沖に浮かぶ小さな島、ナンタケット。そのナンタケット島で伝統工芸品として作られているバスケットがナンタケットバスケットです。
有名な作家さんが作られたものは、バーキン並みのお値段になるというからスゴイ世界です。
ナンタケットバスケットは、フォーマルな席でも唯一持つことが出来るバスケットなんですって。

ナンタケットバスケットは、こんな籐の紐で編みます。

一番最初に作ったバスケットはラウンドの5インチ。
小さいけれど、かなり手間暇かかってます。
コロンとした形が可愛い♡

ナンタケットバスケットの作り方は、まずモールド(型)にベースになる板をセットし、縦にステイプ(縦軸の籐)をさしていきます。
そして細いウィーバー(横軸)で編み上げていくのですが、これがなかなか難しい。

緩すぎてもダメだし、逆に強く引っ張りすぎると形が歪んだり、ウィーバーが切れてしまう。力加減が難しいのです。
更に、編む時に縦のケーンを軽く持ち上げたつもりがバキッと折れてしまうなんてことも。
こうなると最初からやり直しになることも。慎重に編まなければなりません。

私、この手の作業が大好きです。ひとりの世界に入ってもくもくと作業をするのは、得意分野なんです。

最後に、バスケットの淵になるリブをはめ込んで、ニスを塗ったら完成です。
素人が作ったものでも、完成すると「それなり」に見えるのは、やっぱりナンタケットだからでしょうか。
2つ目に完成したバスケット、大きさは失念しましたがオーバル型。本来ブレッドバスケットですが、我が家では出番の多いフルーツバスケットとして使っています。
毎日目に留まるところに置いてあるので、バッグとしてよりもこの方が活躍できます。
一生大切にしたいバスケットです。
次は蓋つきバスケットを編みたいのですが、長い間モールド待ちの状態。
来年の夏に間に合うといいなー。
ナンタケットバスケットを編んでみたいという方は、こちらから近くのお教室を探してみてくださいね。私は青山教室に通ってます。
