美容&健康

長引く胃の不調は機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)かもしれません

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)という言葉をご存知ですか?

 

私自身、この病気に悩まされて3年が経ちます。

 

その間、ネットで何度も何度も機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)について調べました。

 

何か治療法はないか

日常生活で気を付けることはないか

少しでも症状が軽くならないか

これだけ情報が溢れている今の時代でも、残念ながら私の症状を軽くしてくれるような情報は見つかりませんでした

 

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)は病気といってもシリアスなものではないため、病院で症状を訴えても親身になってくれる医師が少ないのが現状です。

 

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私自身、かかりつけの小さな胃腸専門クリニックから大学病院まで受診しましたが、毎回、薬を処方されておしまいでした。

 

当時の私は、

「この先ずっとこの症状が続くのか…」.

 

という不安でいっぱいでした。身体の不調は、日常生活にも支障をきたしていた程です。

 

でも今は違います。症状がなくなり(正確に言うと、症状が抑えられているんだと思います)、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)を発症する前と同じ生活を送ることが出来ています。

 

3人に1人が胃の不調を感じていると言われている今の時代、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)は誰もが抱える可能性のある病気のひとつと言えます。

 

仕事、家庭、人間関係など少なからずストレスを感じている方が多い中で、その負担は心だけでなく、体にも不調をきたしてしまうのです。

 

もしかして、私のブログの読者の中にも同じ悩みを抱えている方がいらっしゃるかもしれません。

 

そんな方のお役に立てたらと思い、私の経験を克服法も含め、ご紹介したいと思います。

 

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)ってこんな病気

胃の痛みや胃もたれなどのさまざまな症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんなどのような異常がみつからない病気です。生命にかかわる病気ではありませんが、つらい症状により、患者さんの生活の質を大きく低下させてしまう病気です。       参照:astellas

 

「胃が痛い」

「胃もたれがする」

 

という症状で病院を受診しても、内視鏡検査(胃カメラ)、CT検査、採血検査などで症状の原因となる異常が見つからない、これらの症状が慢性的に(3ヵ月以上)続くと「機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)」と診断されます。

 

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一昔前は「ストレス性胃炎」や「神経性胃炎」と呼ばれていたものを、今は「機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)」と呼んでいるんですね。

 

もし以前に「慢性胃炎」「神経性胃炎」と診断されていたとしたら、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の再発という可能性が高いのです。

 

一度治ったと思ってもまた発症してしまう、根治が難しい病気と言われています。

 

機能性胃腸症機能性ディスペプシアの主な症状

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)のが主な症状は、

 

  • 食事をした後、いつまでも食べ物が胃の中に残っているような不快感を感じる胃もたれ
  • 少し食べただけでお腹がいっぱいになってしまう早期飽満感
  • みぞおちの痛み

 

などがあります。

人によっては、下痢や便秘を繰り返すこともあるそうです。

 

検査をしても異常がなく、これらの症状が慢性的に(3ヶ月以上)続くと機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)と診断されます。

 

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私の場合、起きている時は常に胃もたれを感じていました。

 

つわりのような胃の不快感、気持ち悪さが常にあり、身体の真ん中に居座っている「胃の存在」を嫌という程、常に感じていたことで体がとてもしんどかったです。

 

こんな状況では当然お腹もあまり空かなくなりますし、胃の負担にならないよう質と量を気を付けるあまり、体重が減少。

 

そのうち「私は重い病気なんじゃないか?!」と考えるようになっていき、さらに食べられなくなるという悪循環に陥ってしまい、心身共に参っていた時期が1年近く続きました。

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機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の原因

脳と自律神経のしくみを知ること

私が最初に病院に行って機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)と診断された時は、「胃の機能が弱っている」と言われました。

 

それは、年齢だったり、ストレスによるもの、と。

 

でも機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の原因は違うところにあることを知りました。

 

この機能性ディスペシウスの原因を知るために、まず脳と自律神経のしくみを知ることから始めてみましょう。

 

神経というのは体の各部にある組織と脳をつなげるネットワークのことです。

 

様々な指令や情報がこのネットワークを通じて行き来することで、体の正常な営みが保たれているのです。

 

体を動かす神経には、「手や足を動かそう」という自分の意志でコントロールできる体性神経と多くの内臓器官の機能に関わる自律神経に分かれます。

 

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例えるなら、前者がマニュアル運転で後者が自動運転ということかしら。

 

自律神経は「今から胃を動かして消化させよう」と思ったとしても、自由にコントロールすることはできません。

 

機能性ディスペプシアは、この自律神経が深く関係しているのです。

 

自律神経が影響を受ける要因は?

自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、活動時には交感神経、休息時には副交感神経が活発になります。

 

この2つの言葉、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

この2つは、シーソーのようにバランスをとりながら働いていますが、ストレスによってそのバランスが崩れてしまいます。

 

ストレスの要因としては、

 

  • 長時間のデスクワークで体を動かす機会が少ない
  • パソコンによる光刺激や電磁波の影響や扱う情報量が過剰で、脳細胞が極度に疲労してしまう
  • 職場や家庭での悩みが多い

 

などがあります。

 

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機能性ディスペプシアを発症した頃の私は、仕事でかなり悩んでいました。

 

心配性な上、あれこれ考え過ぎてしまう性格、考えても考えても答えが出せず、頭の中がパンク寸前だったことも発症した原因なのかなと思ってます。

 

今の私たちはの生活にはリラックスする時間が少なく、心身の疲れやストレスが溜まりがちです。

 

何をストレスと感じるかは個人によって違いますが、ストレスが脳で感知されると自律神経に影響を及ぼしてしまうのです。

 

自律神経が乱れるとどうなるの?

さて、バランスを保ちながら働いている交感神経と副交感神経ですが、自律神経が乱れると交感神経が優位に働きます。

 

胃腸が活発に動くのは副交感神経が優位な時ですから、交感神経が働きすぎると、消化吸収に影響を及ぼし、胃のもたれやムカつき、下痢や便秘などを引き起こしやすくなるのです。

 

これが機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)となって出てくる症状です。

 

では、どうしたら機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の症状を和らげることができるのか?

一般的な治療法から見てきましょう。

 

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機能性ディスペシウスの一般的な治療法

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の一般的な治療法は2つあります。

 

生活習慣の改善

機能性ディスペプシアの治療は、生活習慣の改善が何よりも大切と言われています。

 

食生活・嗜好品

  • 胃に負担のない食事を心がける(脂っこいもの、刺激の強いものなどもNG)
  • 極端に冷たいもの、熱いものを控える
  • ゆっくり噛んで、腹八分目を心がける
  • 喫煙や過度なアルコールを控える

日常生活

  • 睡眠不足、過労、ストレスに気を付けた生活を心がける

 

忙しい私たちの生活の中で、上記全てを改善することは容易ではありません。

 

ですが、ひとつでも多く取り入れられるよう心掛けることで、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の症状が軽減することもあります。

 

「なるべく胃に負担をかけないこと」が大切です。

 

ただし、すぐに症状が改善するというわけではないので根気よく続ける必要があります。

 

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私もこのほとんどは実践しました。

 

外食はしないでほぼ自炊、お酒も飲まずに早寝早起きを心掛けて、とにかく規則正しい生活を送っていました。

 

でも効果が現れず…。

 

発症して間もない、症状が軽いなどの場合は効果が現れやすいのかもしれませんが、個人的には、生活習慣の改善だけではなかなか難しいのかなと思います。

 

薬物による治療

病院で機能性ディスペプシアの原因や症状によって処方される薬は主に3つあります。

 

  • 消化管運動調整剤(ガスモチン、アコファイド、六君子湯など)
  • 胃酸分泌抑制剤(H2ブロッカー、プロトンポンプ阻害剤など)
  • 安定剤・抗うつ剤(ストレスが強い時)

 

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アコファイドや六君子湯は私も飲んでいました。

 

最初はとても良く効いていてすぐに胃の不快感がなくなっていましたが、機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)を繰り返すごとに薬が効かなくなりました。

 

薬で症状が回復するのは一時的なことで、薬だけでの根治は難しいと分かってからは、薬を飲むことを止めてしまいました。

 

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効果を感じた機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)改善法

私が実際に試して効果のあった改善法は2つ。

 

機能性胃腸症の症状緩和が実感できる呼吸法とツボ押しをご紹介します。

 

呼吸法で症状を緩和する

  1. 10秒間、息を吸いながらお腹を凹ませます。
  2. 思いっきり息を吐きながらお腹を膨らませます。息を吐く時も10秒かかて、最後まで息を吐ききります。
  3. これを10回1セットとして、1日30回以上します。

 

1日30回!起きている時間が17時間と考えると30分に1回くらいのペースでこなしていかないと達成できませんので、最初はハードルが高いと感じますが、頑張りましょう。

 

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私は頑張っても1日25回くらいが精一杯でしたが、それでも十分効果は得られました。

 

お腹に手を当てて、お腹が膨らんだり凹んだりしていることを確認しましょう。

 

ツボ押しで症状を緩和する

  1. おへその上(おへそに小指を乗せて人差し指が当たるところ)を、人差し指と中指で10秒間ぐりぐり押します。
  2. これを10回1セットとして、1日30日以上します。

 

呼吸とツボ押し、どちらか片方で30回でも両方合わせて30回でもOK。

 

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私の場合、最初の2週間は呼吸法、その後は呼吸法とツボ押しをミックスしてやっていました。

 

開始して2週間くらいから症状が和らいできて、4週間くらいでほとんど症状は感じなくなりました。

 

ただ、その後もたびたび胃の不調を感じています。

 

その度に呼吸法やつぼ押しをすることで、不調になる回数が1週間に1回、2週間に1回、1ヵ月に1回とどんどん少なくなっていきました。

 

今は1ヶ月に1回あるかどうかという頻度です。症状が出てきたらすぐに呼吸やツボ押し。

 

数日以内には胃の不快感が消えていきます。

 

個人差はあると思いますが、一度試してみる価値はあると思います。まずは1ヶ月くらいを目安に根気よく続けてみてください。

 

治療法は、あくまでも私個人の体験なので、全ての方に効果があるものではないかもしれません。

 

すべて、自己責任でお試しいただくようお願いいたします。

 

自宅でできる簡単リラックス法

私もよくやっているリラックス法なのですが、お灸でお腹を温める方法です。

 

ぬくぬく灸というお灸は火を使わないので、初めて使う方、小さなお子さんがいらっしゃる方にも安心です。

 

通常のお灸だとじっとしていないといけないのですが、これは家事や仕事をしながらでもできるので、毎日続けやすいと思います。

 

お灸の使い方
  1. 裏面のシールのはがす
  2. お灸を10秒水に浸す
  3. おへそに小指をあてて、親指までの指幅5本。親指があたっているところを目安にお灸を貼る
ぬくぬく灸 30個入り 和漢の森
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とにかくストレスを溜めない

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の大敵はストレス!ストレスを溜めない生活が一番大切です。

 

そのために、あれもこれも胃に良くないかな?!と気にして食事制限したり、やりたいことを我慢してはかえってストレスが溜まって逆効果になることも。

 

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あくまでも「普段通りの生活をすること」が一番だと思います。

おわりに

一時期、呼吸法ダイエットというのが流行りましたが、呼吸ひとつで体をコントロールできるということですよね。

 

自律神経が乱れている時は呼吸が浅かったりするそうです。

 

そんな時は深呼吸をしてリラックスすることで自律神経の乱れが改善されるというのはよく言われていることなので、ご紹介した呼吸法は理にかなった方法なんだと改めて感じています。

 

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機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)を克服した私の経験をシェアすることにより、今、胃の不調で悩む方のお役に立てましたら幸いです。
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